雲一つない秋晴れに恵まれた10月21日(日)、関西人なら皆知っている尼崎市でもこんなところがあったのかと再認識させられた1日でした。市政100年を経て、建設中の尼崎城が来年の開城を前に市をアピールすべくボランティア案内を活発にされています。今回、帯広会会員の石川宣江さんの紹介で尼崎寺町をボランティアガイドの荒木様・小餅谷様の案内で11寺の内、3寺を案内して頂きました。
戦争時の砲弾跡が残る塀を横目に、立派な門構えの法華宗大本山の本興寺へ。歴史音痴の私は「へー、はー」としか言えませんでしたが、寺町にはその他に浄土宗・曹洞宗・日蓮宗・律宗などの寺が密集している理由を伺い、城主の賢さに納得させられました。
大覚寺、長遠寺も案内されましたが、ほとんどの寺も戦火を乗り越え約400年の間、変わり無く残す努力は立派としか言いようが有りません。私的に興味深い屋根・軒・破風など間近で見て先人はすごいと思いました。
そして寺町横にある尼信会館では水墨画展をやっており、2階資料室では館長より城下町全体の模型と重要文化財の太刀の説明には拍手がわくほど流暢なものでした。日本・世界の金貨銀貨の展示も、よくこんなに集めたと驚くほどです。
隣の世界の貯金箱博物館ではカラクリ貯金箱に懐かしさを感じ、記念品に貯金箱(壺)を頂きました。中身は是非「尼崎信用金庫」へと言われているような・・・。
そんなこんなで2時間はあっと言う間が過ぎ、昼食の都ホテルのバイキングへGO。
休憩なしで歩いてきた為、寺町から都ホテルまでがすごく遠く感じ、へとへと。
疲れには甘いものが一番とデザート山盛りをたいらげる方もおられたようで、程よい疲れを感じながら参加者17名全員帰路につきました。
また近くても知らない所に行ってみよう思う今日この頃です。
石原好一 記